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『次世代ウェブ グーグルの次のモデル』
グーグルの次ということは、Web3.0か?
という安直な興味を持って本書を読みました。
梅田 望夫さんの名著「ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる」の続編かと思わせる内容でいくつかの刺激を受けました。良書です。
GoogleやYahooは、世界に1億以上あるといわれるウェブサイトから、いかに必要な情報を素早く探しだせるかということ(ファインダビリティ)について、ひとつの解を提示しビジネスとして実装しました。
その次には何が来るのか。まだ足りないものは何か。
いくつかの可能性が書かれてありますが、その中で印象に残ったのは、「個人の行動は、家族や友人、同僚といった身近な人の意見や行動の影響を受けるが、これをネットのサービスに取り込めないか」というあたりですね。小さいうちは魅力的だったソーシャルメディアが人気が出て肥大化すると衆愚化して陳腐になってしまうという問題も示唆的でした。
ネットに出ていない情報はまだ山のようにあります。ウェブは世の中の情報のほんの一握りといってもよいでしょう。しかし、ユビキタスネットワークインフラの進展と合わせて、究極の情報検索環境がもうかなり近いところまできているような気がします。そうなったときに何が起こるのか思いを巡らせてみましょう。
あと本書は、Web2.0を超えそうな国内のベンチャー企業の事例がたくさん出てきます。こちらも参考になりました。
次世代ウェブ グーグルの次のモデル
佐々木 俊尚 
『ウェブは資本主義を超える』
この本は池田信夫さんが自身のブログ「池田信夫ブログ」を加筆、編集されたもので、Web2.0の話から始まって、放送、通信、著作権、起業論、官僚論、IT産業政策など様々なテーマで深く考察されています。
私自身も現在はWeb2.0の真っただ中におり、過去には放送や通信、著作権の仕事に技術の立場から関わってきましたので、なるほど~、と唸るところが多々ありました。
ウェブの登場によって起こっているさまざまな現象、その底にあるパラダイムの変化が、資本主義を超える新たなフレームワークの構築を予感させる。
まとまった結論はありませんが、そういうことを感じさせてくれた一冊でした。
それにしても池田信夫さんの見識は深いなあ。これからブログを定期的にチェックしましょう。
『冒険投資家ジム・ロジャーズ世界大発見』
4年くらい前の本ですが友人に勧められて「冒険投資家ジム・ロジャーズ世界大発見」を読みました。
ジム・ロジャーズは27歳の時にジョージ・ソロスと組んで投資ファンドを運用、10年で4000%の驚異的な成長を成し遂げ、37歳にして引退し、その後、世界を冒険して回っているそうです。金融業界では有名な人なのですね。
この本は2つの意味で魅力的な本でした。
ひとつは冒険記として、もうひとつはカリスマ投資家の世の中の見方について。
まず冒険記としてはジムが1999年から2002年までの3年間に、車(黄色い特注ベンツ)で世界116カ国、105,000マイルを走破した記録です。世界地図を片手に読みましょう。普通ではいけないような危険なところ、ロマンチックなところに僕たちを連れてってくれます。おかげで、行ってみたい場所が山のようにリストアップされました。
もうひとつ、彼のものの見方について。彼は実際に現地で見聞きすることによって世界の経済や政治などのさまざまな出来事の本質を見極めていきます。その現象の捉え方とか、判断の仕方に、なるほど、と思わせる部分が多くありました。僕も一人の経営者として新しい刺激を受けました。
ジムはこれが2回目の冒険で1回目はバイクで世界1周したそうです。この本も読んでみようっと。
「投資」とか「金融」とタイトルにつく本はほとんど読んだことがなかったので、紹介してくれた友人に感謝です!(タイトルは「黄色いベンツ」じゃなかったよ。。。Kさん)
冒険投資家ジム・ロジャーズ世界大発見
ジム ロジャーズ Jim Rogers 林 康史 






